雲がほとんどない晴れた冬らしい模様の朝の緑地10面。
幾度となくライナーズの歴史において試合を行ってきたこの場所において
その歴史にひとつ大きなページが加わることとなりました。
12月8日京浜プレミアムリーグ:クラマックスシリーズBクラス優勝決定戦が
行われライナーズが5-1でフロンティアーズを倒し
見事勝利、優勝を果たしました!!!
この日は残念なことに藤原監督が参加できず上村捕手が監督代行となった
試合。先発メンバーは
1番ショート:大池選手
2番サード:梅津選手
3番指名打者:堀江選手
4番ファースト:山中選手
5番レフト:藤田選手
6番ライト:金原選手
7番キャッチャー:上村選手
8番センター:北山選手
9番指名打者:出光選手
10番ピッチャー:大藪選手
11番セカンド:江口選手
と前日に発表し望んだ試合。試合前に審判にグランドルールを
確認し先行後攻を決めます。結果は後攻となり試合開始、
緊張のプレイボールとなります。
まず我がチームの積年の課題である立ち上がり。
オープン戦を一コマ目に戦って体は温まっているといえども
ここはやはり今季最終戦の公式戦。やはりいつもとは少し違った
緊張感がナインにはある様子。先発大藪投手のコントロールも
練習の時に受けた狂いなかったものがややずれてしまい先頭打者を四球で
出してしまいます。
これで決まるという試合においてはとにかく先手先手で攻撃して
相手に対して優位にたたないといけません。
フロンティアーズも十分それを理解しています。先頭で出たランナーを
二塁を狙わせますがそこはライナーズの投手→捕手→野手の連携勝ち。
見事二盗をさします。野球に関してとても知識豊富な藤田さんいわく
やはり先頭打者をフォアボールで出して嫌な雰囲気になったところを
二盗でさしたのは大きかったということ。ひとまず
とても嫌な雰囲気をぬぐいさったライナーズは後攻として
攻撃を始めます。
相手投手は先日萩中で戦った左投手ではなく、フロンティアーズ監督の
右投手で速度制球ともに良いものを持っています。
出塁率や盗塁の積極性、成功率を加味して望んだメンバーですが
立ち上がりは見事零点に抑えられてしまいます。
一方的な展開はやはり難しいと思われたこの試合においては
やはりひとつのプレーそしてそれにミスが伴ってしまうと一気に
流れは相手に傾いてしまいます。
そんな中今年一年で大きく成長した我がチームの左腕は制球に
やや苦しみながらも緊張感のある試合で要所要所は的確に締めるピッチングを
披露。連打をくらったりすることなく2回を無事に抑えます。
投手の頑張りに対して何とかして先制点が欲しいライナーズの二回の攻撃。
とにかく出塁をしたいところで上村選手がフォアボールを選びます。
すかさず二盗、そして相手のパスボールに乗じた怪しい(タイミング的には
全然セーフだがスタートがとても怪しかった・・・)三盗で得点圏に
ランナーを置きセンターへのタッチアップで先制点を得ることに成功します。
チームとしてこの先制点はとても大きな意味を持つこととなります。
3回以降相手もレフト線へ大きなヒット性の当たりを放つなど
反撃してきますが運も味方したのかわずかに切れたり、相手投手の
制球もやや甘く崩れ出すなど流れがライナーズに傾き出します。
それに乗じた先発大藪投手、あとはその左腕に勝利が大きくかかることと
なります。味方に時折エラーが出てやや怪しい流れになりつつも
要所要所は左バッターの脇をえぐる速球で見逃し三振を奪うなど
あとは追加点をナインに期待する展開となります。
そしてその期待していた追加点がついにライナーズに訪れます!
先週加入を発表したばかりの江口選手が
フォアボールや相手選手のエラーで出たランナーを貯めたところで
センター後方への大きなタイムリーヒット!
先ほどセカンドとして内野フライをエラーしていたばかりで
萎縮しがちな場面での大きな追加点!
800g超えの重い木製バットでの見事な
シャープなスイングがグッとチームを勝利へ近づけます。
このままなんとかなんとか相手を抑えたいなんとか勝ちたい一心で
捕手の上村選手からの野手陣への声かけも力が入ります。
しかしただでは相手も簡単に勝利を献上してくれません。
ランナーを出した場面でのこちらのエラーに乗じて1点を返されます。
なんとかその回は一点に抑えたものの、流れを変えたい思いは
相手も同様で投手を左腕に交代、反撃の糸口をなんとかみつけようとしてきます。
がしかしライナーズにとってはそれは逆によかった。制球乱れ
フォアボール等で出したランナーをだして、打席にはライナーズの
兄貴分的存在北山選手。先ほど運悪く打球が太陽と真正面で重なったせいで
エラーをして一点を献上しています。
きっと心はなんとか打ちたい一心だったのでしょう。
やや中途ハンパにとめてしまったスイングでしたがやはり
そこは素晴らしいバッティングセンス!
サード後方への鋭いライナーがレフト線を破ります!
それはライナーズにとっては優勝を決める、そしてフロンティアーズには
万事休す一打になりました。そこでゲームセット!!!
ライナーズ京浜プレミアリーグBクラス優勝決定!!!
みんなで優勝投手大藪投手を胴上げします!!!
そしてリーグから優勝賞金3000万円(笑)の贈呈!!
ライナーズ2012年の公式戦はこの日を持って終了です。
KPL完全制覇を目指してやってきましたがかなり惜しい試合展開もおおく
残念ながらAクラス入り、そして完全優勝はできませんでした。
しかし創立当初、最下位も経験したこともあり
ほとんど勝てなかったシーズンもあったのでそれを考慮に
入れた結果今年の躍進は大きなものではないでしょうか。
これはひとえに誰かひとりが良かったというわけではないと思います。
ライナーズ運営の先頭を自身会社で忙しい立場にある中やってくださる監督、
忙しいなか参加してくださる皆さん、一生懸命プレーしてくださる皆さん、
まだまだ社会的には子供の上村捕手の指揮やサインに対して
それを聞いてくださる皆さんやはりチームとしての成長が何より
大きいと思います。
今年の活動は来週を持って終了となります。しかしライナーズとしての
活動はオフシーズンの後に2013年度新たなシーズンが3ヶ月後には
もう始まります。
来季は少なくともAクラス、そして究極にはリーグそしてCSAクラス優勝という
完全優勝を目指して成長していきましょう!!!
そして残念ながら今年は胴上げすることができなかった藤原監督を
空高くまいあげましょう!!!
22日には歓迎会も含めた忘年会を企画しております。
今年の労をみなさんで労って楽しく振り返って来季への英気を養って
いきましょう!!!
2012年みなさん、お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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