あっという間に時はすぎ、先日開幕したかのようなKPLもついにCSの
季節になりました。もう温度的には冬といっても過言ではないこの頃ですが
練習試合を一つ挟み、強風吹き荒れる中
KPL:CSジャンキース戦が行われました!
先発は我がチームが誇る左の大エース大藪投手。藤原監督不在の中
代行として上村捕手が後攻を勝ち取り試合開始。
対戦相手ジャンキースさんとは去年の大藪投手のノーヒットノーランが記憶に
新しいですが、今年はレギュラーシーズンで対戦をして9-8で
サヨナラ負けを喫しています。
ヘタをすると乱打戦にもつれ込むような激しい展開にもなりかねないかと
考えていましたがそれは杞憂だったかもしれません。
相手先行で始まった試合。課題である立ち上がりの初回を3者凡退で切り抜けると
あとは大藪投手の勢いが相手を厳しく攻める展開。
捕手として受けていた上村選手の構えたところにそのままボールが
寸分の狂いなく収まるピッチング。カーブに制球難がのこるものの
ストレート並びにチェンジアップの制球はストライク先行の投手有利な
カウントに持ち込んでの戦いとなりライナーズにとっては精神的に
はやや有利な、相手にとっては苦しい展開となると思われました。
が、しかし相手投手も球速、制球ともに安定感があり捕手も強肩。
そのため両チーム長打や完璧な安打性のあたりも少なく
守っている投手以外がミスをしないよう緊張する試合が続くこととなります。
そんな試合のなかどうしても欲しかった先取点を取るために
ダブルヘッダーを初戦の打順そのままに2試合目を戦うという長年の慣例を
打ち破り2試合目は新たに組み直したオーダーでの戦いが功をそうしたのか
2番の韋駄天堀江選手の盗塁、3番上村選手の送りバントから4番の
鈴木選手の強烈なショートの上を越す安打で見事先制点をたたき出すことに
成功、チームの士気も盛り上がります。
その後相手チームのまずい守備をついて新たに得点を叩き出し
リードしたままの展開が続きます。
リードはしているものの緊張感のある試合展開はすすみ
あと一点がどうしてもダメ押しで欲しいという場面がついに訪れます。
5回裏の攻撃、サードに堀江選手をおいて打席には鈴木選手。←これ、山中選手だそうです(藤原)
時間も少なくなりあと一点が勝敗を分ける場面。
見事外野の頭を超えるホームラン!ではありませんでしたが勢いのある
打球が見事一二塁間を抜けるタイムリーヒット。見事試合を決定づけ
ライナーズのCS勝利が決定!来週のCS最終戦に駒をすすめることとなりました!
そして気がつけば大藪投手も相手チームに安打を許さないノーヒットノーラン
の見事なピッチング!←記録上ヒット1本と1点入ってます(藤原)
名実ともにライナーズの大エースなったといっても過言ではない投球内容でした。
来週はいよいよ今シーズンの総まとめとも言えるCS最終:フロンティアーズ戦と
なります。今季は公式戦では勝利をおさめたもののその後敗北を喫しています。
終わりよければ全て良しではありませんが確実にチームとしての
成長を続けているライナーズの2012年公式戦を勝利の美酒で
本日のMVP:見事なピッチングを見せた大藪投手と4番鈴木選手!
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